【超簡単】 |
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100円均一ショップのスピーカー&桐箱で作る! 自作(キューブ)スピーカー(第4弾) |
4作目の自作スピーカーです。
超簡単!超安価!です。
ネットで噂になっているダイソーのスピーカーです。価格は300円です。100円ではありません。
箱に記載されていた仕様です。
・出力:3W×2
・インピーダンス:6Ω
・周波数帯域:35Hz〜20kHz
・外側寸法(スピーカー1個あたり):幅63mm×高さ75mm×奥行55mm(突起物除く)
早速、スマホにつなげて音を聴いてみましたが、貧弱です。
分解して、スピーカーを取り外します。
径約50mmのスピーカーで小さいです。期待がしぼみます。
マグネットは、噂どおり大きなものが付いていました。
上がアンプの基板です。
エンクロージャーは、前作と同じ100円均一ショップ(Seria)の桐箱を使います。
サイズは約11cm×約10cm×約10cmで、容量は約1リットルです。
既に箱なので、穴あけ加工するだけです。
コンパスで描いた円に沿って、カッターで穴を開けていきます。
良いのか悪いのか板が薄いので、加工も簡単です。
薄いとは言っても板なので、カッターに力を込めながら切っていきます。
後部はスピーカーターミナルを取り付ける穴を開けます。
補強のため、スピーカーの穴を開けた板を裏面に張り付けます。
バスレフは、桐箱(Seria)の帯をくるくる丸めて、作ります。
少しも無駄にしません。
穴あけ完了。
穴あけ加工した桐箱(Seria)にスピーカー(ダイソー)を取り付けます。
吸音材は入れません。
ストラディバリウス(バイオリン)のような美しい共鳴効果を期待して・・・。(笑)
桐箱(Seria)の蓋を接着して、その隙間をパテで埋めます。
サンドペーパーで磨き上げます。
このスピーカーは、内側から取り付けるタイプです。
もちろん内側から取りつけたいのですが、開けた穴が綺麗な円ではなく、ガタガタなので、外側から取り付けます。
当然、取り付け部分に若干隙間があります。
それで、その隙間に、細かくちぎったティッシュペーパーを木工用ボンドで埋めていきます。
地味な作業ですが、丁寧にやっていくことで、仕上がりが綺麗になります。
それからポスターカラーで色付けして、ニスを塗って仕上げます。
完成。
まずまずのルックスです。
多少の塗りむらは、目をつぶります。
オリジナルのエンクロージャーとの比較です。
オリジナルは、幅63mm×高さ75mm×奥行55mmで、容量は約0.25リットルです。
自作したエンクロージャーは、幅100mm×高さ110mm×奥行100mmで、容量は約1リットルです。
一回り大きく、なんちゃってバスレフ型スピーカーです。
真空管アンプで、3時間ほどのエージングを行ったところで・・・。
その音質ですが、Goodです。
重低音とは言いませんが、しっかり低音も出ています。
ネットで噂になっているのは、本当でした!!
このスピーカー(ダイソー)は、内臓アンプがかなり貧弱です。
もしかしたら、アンプを替えるだけでも、いい音で鳴ってくれるのかもしれません。(汗)