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村上や |
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ニュース |
2026年4月18日
現在、柳川市の熊野神社では「第23回 中山大藤まつり」が開催されています。
少し遠いのですが、お天気が良かったのでお散歩に行ってきました。
会場に到着すると、福岡県指定天然記念物である「中山の大藤」がちょうど開花しており、辺り一面が藤の甘い香りに包み込まれていました。
この大藤の歴史は古く、江戸時代の享保年間(1716〜1735)まで遡ります。
伝承によれば、当時この中山村で酒造業を営んでいた通称「万さん」が、上方見物に出かけた際、藤の名所として名高い「野田の藤(現在の大阪市福島区)」のあまりの見事さに心を奪われ、その実を持ち帰って自宅に植えたのが始まりなのだそうです。
それから数十年後、毎年四尺(約120cm)もの見事な花を咲かせるようになり、花見の時期には多くの見物客で賑わうようになりました。
しかし、ある時、酒に酔った武士が刀を抜き乱暴を働いたという騒動が起きたため、藤の木は現在の熊野神社の境内へと移されたのだといいます。
そんな歴史を経て、昭和52年には県の天然記念物に指定され、現在は地元の保存会のみなさんの手によって大切に守られています。
江戸時代から300年以上の時を超えて今もこうして私たちを癒してくれている……。
そんな歴史を感じながら歩く紫色のシャワーの下は、とても贅沢な空間でした。




