TOP”へMC900432676[1]

【超簡単】

100円均一ショップのスピーカー&桐箱で作る!

自作(キューブ)スピーカー(第4弾)

 

4作目の自作スピーカーです。

超簡単!超安価!です。

 

ネットで噂になっているダイソーのスピーカーです。価格は300円です。100円ではありません。

箱に記載されていた仕様です。

・出力:3W×2

・インピーダンス:6Ω

・周波数帯域:35Hz20Hz

・外側寸法(スピーカー1個あたり):63mm×高さ75mm×奥行55mm(突起物除く)

 

早速、スマホにつなげて音を聴いてみましたが、貧弱です。

 

分解して、スピーカーを取り外します。

径約50mmのスピーカーで小さいです。期待がしぼみます。

マグネットは、噂どおり大きなものが付いていました。

上がアンプの基板です。

 

エンクロージャーは、前作と同じ100円均一ショップ(Seria)の桐箱を使います。

サイズは約11cm×約10cm×約10cmで、容量は約1リットルです。

 

既に箱なので、穴あけ加工するだけです。

コンパスで描いた円に沿って、カッターで穴を開けていきます。

良いのか悪いのか板が薄いので、加工も簡単です。

薄いとは言っても板なので、カッターに力を込めながら切っていきます。

 

後部はスピーカーターミナルを取り付ける穴を開けます。

補強のため、スピーカーの穴を開けた板を裏面に張り付けます。

 

バスレフは、桐箱(Seria)の帯をくるくる丸めて、作ります。

少しも無駄にしません。

 

穴あけ完了。

 

穴あけ加工した桐箱(Seria)にスピーカー(ダイソー)を取り付けます。

吸音材は入れません。

ストラディバリウス(バイオリン)のような美しい共鳴効果を期待して・・・。()

 

桐箱(Seria)の蓋を接着して、その隙間をパテで埋めます。

 

サンドペーパーで磨き上げます。

このスピーカーは、内側から取り付けるタイプです。

もちろん内側から取りつけたいのですが、開けた穴が綺麗な円ではなく、ガタガタなので、外側から取り付けます。

当然、取り付け部分に若干隙間があります。

それで、その隙間に、細かくちぎったティッシュペーパーを木工用ボンドで埋めていきます。

地味な作業ですが、丁寧にやっていくことで、仕上がりが綺麗になります。

 

それからポスターカラーで色付けして、ニスを塗って仕上げます。

 

完成。

まずまずのルックスです。

多少の塗りむらは、目をつぶります。

 

オリジナルのエンクロージャーとの比較です。

オリジナルは、幅63mm×高さ75mm×奥行55mmで、容量は約0.25リットルです。

自作したエンクロージャーは、100mm×高さ110mm×奥行100mmで、容量は約1リットルです。

一回り大きく、なんちゃってバスレフ型スピーカーです。

 

真空管アンプで、3時間ほどのエージングを行ったところで・・・。

その音質ですが、Goodです。

重低音とは言いませんが、しっかり低音も出ています。

ネットで噂になっているのは、本当でした!!

 

このスピーカー(ダイソー)は、内臓アンプがかなり貧弱です。

 

もしかしたら、アンプを替えるだけでも、いい音で鳴ってくれるのかもしれません。(汗)