【超簡単】 |
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低音ド迫力! 自作(張子)スピーカー(第2弾) |
DAITO-VOICE(ダイトーボイス)の8cmフルレンジスピーカーユニット(AR-7)です。
以前、作製していたものです。
8cmフルレンジスピーカーユニットといえば、FostexのFE83Enが有名ですが、AR-7のほうが価格的に廉価です。
8cmクラスであれば、それほど高音質は望めないし、AR-7で十分でしょう。(DAITO-VOICEさん、ゴメンナサイ)
ネットで調べたAR-7のスペックは、以下のとおりです。
インピーダンス |
8Ω |
最低共振周波数 |
130Hz |
再生周波数帯域 |
fo〜18kHz |
出力音圧レベル |
85dB |
入力 |
10W |
バッフル開口径 |
75mmφ |
重量 |
300g |
ということで、今回も簡易張子でスピーカーを作製します。
100円ショップのゴミ箱です。
穴あけ完了!
今回のゴミ箱は少し厚みがあり、穴あけに苦労しました。
でも、木材に比べれば、超簡単です。
ただ、ちょっと力を入れて作業したら、左のスピーカーの開口部分にひびが入りました!!
柔らかいポリプロピレンでも、丁寧に加工しないといけないようです。
バスレフは、フィルムケースを利用しています。
黒い部分は、強力な粘着力のブチル両面テープです。
強度を高めるため、水で薄めた木工用ボンドで新聞紙を重ねて貼ります。
その上から同様に習字紙を重ねて貼ります。
乾燥後、色付けして、ニスを塗ります。
いつもの100円ショップ(ダイソー)のポスターカラーです。
パステルグリーンです。
他にはない色のスピーカーにしたかったので・・・派手かな?
スピーカーユニットを取り付けます。
ここで音出しのテストをしましたが、結構いい音でした。
底はダンボールをカットして、ふたをします。
水で薄めた木工用ボンドで習字紙を貼り、乾燥後に色付けします。
取付け部分が平らではないので、スピーカーユニットとボックスの間に隙間ができます。
それにAR-7(ダイトーボイス)は、外付けすると取付け部分がかっこよくありません。
それで、スピーカーユニットの周りも張子で覆いました。
そうすれば完全に密閉できます。
もう一度、ニスを塗って、完成です。
このスピーカーユニットは、以前作っていたものですから、エージングの必要はありません。
試聴した感想はというと、低音が結構出ています。
簡易張子スピーカーの狙いであるメガホン効果だと思います。
8cmフルレンジとは思えない低音です。
音にもパンチもあります。
以前、作製したFostexの12cmフルレンジユニットFE127と比較しても遜色はありません。
DAITO-VOICE(ダイトーボイス)のAR-7は、10年以上前に安さにつられて何気なく買ったスピーカーユニットですが、いまだに発売されているようです。
本当にコストパフォーマンスに優れたユニットだと思います。
大満足の簡易張子スピーカー第2号でした。