憧れの真空管アンプ(その5) |
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真空管ハイブリッドOTLアンプ/12AU7&FET(SEPP) |
5台目の真空管アンプです。
OTL(出力トランスレス)アンプです。
真空管(12AU7)&FET(2SK1058、2SJ162)のSEPPです。
高価な出力トランスや出力管(真空管)が不要で、音質的にもSEPPは有利なはずです。
■回路図■
■動作点■
※ヒーターを6Vで点火しているので、誤差があると思われます。
※FETは熱的に安定していると思われる100mAをアイドリング電流としました。
■実態配線図■
・・・。
実態配線図は公表できるものではありません。
大量の電解コンデンサー等を強引に後付したので、配線がめちゃくちゃです。
■視聴結果■
いい感じで鳴ってくれています。ディスクリートのアンプは音がいいと一般的に言われていますが、最高です。
ただスピーカーに耳を近づけるとやっと聞こえるくらいの小さなハムノイズが聞こえます。(試聴上は全く問題ありませんが・・・。)
電磁シールド付きではない安物の電源トランスが原因か?アースの引き回しが原因か?無帰還アンプの限界か?
2種類の真空管(12AU7)を用意して、音質を比較しました。
左がオーディオ用のGolden Dragon社の真空管で、右がギターアンプ用のPM社の真空管(12AU7)です。
デザインはレトロなPM社に軍配が上がり、音質はGolden Dragon社が若干いいかな。
個人的な意見ですが・・・。
■内側■
今回のアンプは、音質だけではなく、オリジナル性やチャレンジ性から満足度の高いものとなりました。
【作製記録】