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平成26年8月2日
真空管アンプの音は柔らかいと一般的に言われています。
確かに柔らかい。納得。納得。
でも、ちょっと柔らかすぎじゃないか?
高音が伸びていないような・・・
いわゆるCg-pによるミラー効果というやつの仕業か???
ということで、クロス中和ってやつをやってみることにしました。
理屈は簡単で、プッシュプルアンプの場合、真空管のプレートとグリッドをマイカコンデンサでクロスにつないで、ミラー効果を打ち消すものです。
6BQ5の3極接続時のCg-pが公表されていないので、ネットでいろいろ調べて、マイカコンデンサは5pFに決定。
マイカコンデンサ(5pF)は、マルツパーツ館でネット購入。
品名 |
型番 |
税抜単価 |
数量 |
金額 |
備考 |
【CY-DC500V 5PF】マイカコンデンサ 5pF |
CY-DC500V5PF |
96 |
4 |
384 |
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小計(税抜) |
384 |
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消費税 |
30 |
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【メール便】全国一律 240円(税別) |
259 |
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合計金額(税込) |
673 |
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回路図は以下のとおり変更しました。
本日、作業開始!
6BQ5のプレート(7番ピン)とグリッド(2番ピン)をクロスにマイカコンデンサ(5pF)でつなぐだけですが・・・
片方のプレート(7番ピン)とグリッド(2番ピン)は近くにあるのですが、もう片方はマイカコンデンサの足が短くて届かない。
えーーー!
となると、ラグ版を立てなければいけません。
線も切らなければなりません。
もちろん、今、ハンダ付けしている部分も外さなければなりません。
約3時間の改造作業となりました。。。
ふーーーー。疲れました。
鳴らしてみると、確実に高音が伸びているような気がします。
ただ、以前のような柔らかさはなくなりました。
測定機器がないので、個人的な感覚ですが、、、
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